薬に対する保険適用の基準

日本の病院で処方される薬は、そのほとんどが薬価基準に収載されているものとなっています。
具体的には、約15000種類あります。
これは処方される薬の約95%です。

薬価基準は、厚生労働省が定めています。
臨床試験によって安全性が立証されているものが中心に収載されています。
また2016年度からは、開発コストと効果との釣り合いを考えて、コスト負担がそれほど高くないものを収載するという方針が決められています。

薬価基準に収載されている薬に関しては、健康保険適用となります。
つまり本来の価格で購入するのではなく、その3割程度の負担で購入することができるのです。

もちろん、健康保険に加入していない人の場合は、薬価基準に収載されているものでも全額自己負担での購入となります。
また、美容外科や審美歯科などで病気以外の治療を受けた場合に処方される薬も、自費での支払いとなります。
さらに、健康保険が適用されるのは、医師が処方箋を発行してから3日以内となります。
3日を過ぎてしまうと、処方箋を提出しても調剤してもらえないので、医師に処方箋を再発行してもらうことになります。
そして再発行には健康保険は適用されないので、自費での支払いとなります。